お勧めコース

 浦和ガイド会のお勧めコースをご紹介します。 

 コースについてのお問い合わせは、下記のメールアドレスからお願いします。 

 urawaguide@gmail.com <urawaguide@gmail.com>;

また個々のガイドのお申し込みは、当ホームページの「個別ガイドお申込み方法」からお願いいたします。 

コースの内容(短縮・延長等)や年齢・体力に合わせたコース設定等、ご相談に応じます。

コースその1 中山道浦和宿

標準コース:

浦和駅西口「浦和うなこちゃん像前」→さくら草通り→

本陣跡→二七の市跡→常盤公園(浦和御殿跡)→

玉蔵院ぎょくぞういん→調つき神社 約3㎞、約2時間

 

このコースは、当ガイド会の定番中の定番です。

浦和駅からさくら草通りを経て主に旧中山道を歩きます。中山道三番目の宿場町としてまた商業のまちとして栄えた浦和、江戸期の本陣跡や浦和御殿跡(残念ですが、いずれも遺構は残っていません)、室町時代からの二七の市跡、平安期以前からの悠久の歴史を刻む調神社や玉蔵院など、暫し古の町に思いを馳せてみませんか。

このコースは「浦和区文化の小径づくり推進委員会」作成の「浦和区文化の小径マップ(中山道浦和宿を歩く)」を参考にしています。(写真は調神社拝殿です。)


コースその2 北浦和界隈

標準コース:

北浦和駅→元町緑道→天王川コミュニティー緑道→

三郎山(針ヶ谷陣屋跡)→紅赤芋発祥の地→廓信寺→

浦和北公園・県立近代美術館        約3.3㎞ 約2時間半

 

このコースは、昭和初期に住民の力により開設された北浦和駅の東西を歩きます。

東口からは緑道、「山田いち」が発見・普及に努めた紅赤芋の発祥の地、針ヶ谷陣屋跡、大坂城より伝来とされる木造阿弥陀如来坐像を本尊とする古刹の廓信寺を巡ります。

また西口には浦和北公園や県立近代美術館があり、緑の多い憩いの場となっています。 

このコースは「浦和区文化の小径づくり推進委員会」作成の「浦和区文化の小径マップ(北浦和界隈を歩く)」を参考にしています。(写真は廓信寺山門です。)


コースその3 見沼たんぼ

見沼たんぼは、約1,260ヘクタールという広大な面積をもつ、首都圏に残された平地的大規模緑地空間です。見沼には旧石器時代の遺跡もありますが、8代将軍吉宗の時代に新田干拓がなされると共に、利根川から水を引き込み、見沼代用水が引かれ、現在の見沼たんぼが造られました。

見沼は、自然も豊かで、1月のロウバイから始まりウメ、桜、花ショウブ、ノカンゾウ、彼岸花、晩秋には紅葉を楽しむこともできます。また、渡り鳥や野鳥の観察に適した場所もあります。さらに、時期に応じた伝統芸能も開催されます。

皆様のご希望に合わせて、いろいろなコース設定が可能ですので是非ご相談ください。(写真は見沼通船堀)

 

標準コース①:さいたま新都心駅→高沼遊歩道→北袋北公園→北袋河岸跡(見沼代用水西縁)→

大原サッカー場(浦和レッズ練習場)→浦和西高斜面林→市立浦和博物館→市立病院バス停 

                                                                                                                             約4㎞、約2時間

 

 見沼代用水西縁に沿うこのコースは、桜の季節が特に見事です。また、右手の斜面林は、新緑と紅葉の季節に楽しみを与えてくれます。左手の土手では市民ボランティアが四季折々の野草を育てています。一面に広がる耕作地とさいたま新都心のビル群を同時に見るのも一興です。市立博物館には、鳳翔閣の一部を復元した建物もあります。

 このコースは、市立病院から足を延ばし約2㎞で氷川女体神社を訪ねることができます。また、市立病院から中山神社・円蔵寺を経て芝川沿いにみぬま見聞館・合併記念見沼公園から自治医大医療センターバス停まで総距離約12㎞の超ロングコースを設定することも可能です。

 

標準コース②:東浦和駅→清泰寺→大間木氷川神社→見沼通船堀公園→鈴木家住宅→見沼通船堀→木曽呂の富士塚→浦和暮らしの博物館民家園→念仏橋バス停                        約4㎞、約2時間半

 

  会津松平家の始祖保科正之を育てた見性院の眠る清泰寺から、江戸時代に開削された見沼通船堀(パナマ運河より前にできた木造としては日本最古の閘門式運河)沿いを通り、木曽呂の富士塚に登り江戸時代の民衆の心に触れます。その後かつての宿場町浦和の街道筋の旧家の遺構を訪ねるコースです。代用水東縁では、四季折々の草花が楽しめます。


コースその4 前地界隈

標準コース:

 浦和駅東口→大善院→延命寺→庚申塔→三本木稲荷→前地通り

商店街→円蔵寺→高砂小学校→浦和駅西口         約3㎞、約2時間

 

  このコースは、浦和駅の東口からスタートし西口へ戻ります。東口は、開発が遅れていたため昔懐かしい前地通り商店街や三本木稲荷があります。

また早春には、紅白の枝垂れ桃が美しい大善院、秋には、電車の窓から見える円蔵寺の鮮やかな大銀杏の黄葉が見事です。小さな発見をしながら、レトロな気分を味わってみませんか。(写真は円蔵寺のイチョウ)


コースその5 岸町・白幡・別所界隈

標準コース:

浦和駅西口→高砂小学校→寅薬師→調神社→お助け井戸→

起志乃天神社→(白幡村の原風景)→睦神社→医王寺→

白幡沼→真福寺(逆さイチョウ)→埼京線武蔵浦和駅

                約3.5㎞ 約2時間半

 

このコースは浦和駅から埼京線武蔵浦和駅を目指します。

かつて岸村、白幡村、別所村でした。江戸時代は浦和領に属していました。平安時代に編纂された延喜式神名帳に記載されている調(つき)神社を始め、目の病気を治す仏として信仰されている寅薬師など多くの史跡があります。また周辺は台地と低地の境目にあり、白幡沼や逆さイチョウ伝説のある樹齢数百年といわれる真福寺の大イチョウもあります。

低地部分は古代は海、その後は旧入間川が流れていたこの界隈を一緒に散策しませんか。

(写真は白幡沼)


コースその6 与野界隈

標準コース:

与野本町駅→円乗院→与野公園→一山神社→赤山道

起点→石造地蔵菩薩立像→長伝寺→上町氷川神社→

北与野駅          約4㎞、約2時間

 

 浦和と大宮に挟まれて地味な印象の与野ですが、14世紀にはすでに登場する古いまちです。与野は、宿場町ではありませんので本陣、脇本陣や問屋場はありません。しかし、羽根倉の荷揚げ・赤山道の集積地・市場町として繁栄し、六斎市(4と9のつく日に開かれた)の繁盛と鴻沼の新田開発等により経済力が充実、文政年間には戸数304軒、江戸に似た蔵造りの商家の連なる街並みを誕生させています。今に面影を残す古い市場町と人々の心の拠り所となった神社仏閣を訪ねます。(写真は円乗院)


コースその7 別所沼から田島

標準コース:

 浦和駅→埼玉県庁→別所沼→秋ヶ瀬緑道→東福寺→

神明社古墳→田島氷川神社→鴻沼資料館→中浦和駅

                  約3.5㎞、約2時間半

 

 県庁から立原道造のデザインを基に建築されたヒアシンス・ハウスの建つ別所沼公園を経て秋ヶ瀬緑道に入り、たがい橋を渡り鎌倉時代の木造如来像を持つ東福寺の傍を通り、井澤弥惣兵衛の指導の下に実施された鴻沼干拓と昭和に実施された鴻沼排水路の歴史を展示する鴻沼資料館を訪ねます。

 春には桜並木と黄色い菜の花の取り合わせが目を楽しませてくれます。田島氷川神社の獅子舞は、3月中旬、7月中旬および10月上旬の日曜日に奉納されます。

(写真は別所沼公園 ヒアシンス・ハウス)